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「正の資産」・「負の資産」

2011/02/01
「相続」の「正の資産」・「負の資産」。


弊社の業務の一つの分野にコンサルタント業務がございます。
コンサルタント業務もいろいろな業務がありますが、
その業務の一つに「相続のコンサルティング」業務がございます。

「相続のコンサルティング」業務にもいろいろですが、その一つを簡単に紹介をしたいと思います。
私どもが相続のお話をさせていただくとき、まず、お客様にお聞きすることは
「相続」をどのように考えておられるか?という事です(漠然すぎる質問ですが・・・)。


一般的に「相続」といえば、お客様が所有されている資産を最大限に節税し、
被相続人の資産を相続人にどのように残すか?
また、その手続きはどのようにしたらよいか?
というように事務的なお話しが多いように思います。

もちろん、最終的にはそのようなお話になるのですが、
私はその事務的な処理を行う前に「相続」をいろいろな角度から事務的な手続き以外にも、
検討する必要があると思います。
おおきなテーマではありますがどのようにそのお客様が「相続」を考えるかによって、
私どもの業務も少し違ってくると思っています。

皆さんは「相続」をどのように考えられますでしょうか?

一般には、資産を残す側(将来の被相続人)の立場で考える事が通常と思いますが
できれば、私は資産を受け継ぐ側(相続人)の立場でも考える必要があるように思います。

少し、余談ですが皆さんも時々耳にされたことがあると思いますが、
資産家の相続人同士の争い、です。
今までに弁護士の先生や税理士の先生と共に
「相続のコンサルタント」業務をさせていただいていますが、
複数の相続人同士の資産の分配争いについては、
本当にどのような方法が一番よいか?と、頭を痛めることがあります。

少しもめた案件をご紹介したいと思います。

もめごとの原因は簡単に言いますと、
突然にお父さんがお亡くなりになり相続が発生し、
手続きが事務的に進められました。

残された資産の中には、金銭以外にいくつかの不動産
(自宅、月極め駐車場、賃貸マンション)が存在し、
その不動産が相続によりすべて共有名義になった、という案件です。

ある相続人はお金は必要ないので、
思い出としてしばらくの間、自宅は残しておきたい、
また別の相続人はすべて不動産を売却し金銭に変えて相続したい、
さらに別の相続人は自宅は売却し金銭で相続し、
月極めガレージと賃貸マンションについては現状維持で相続し、
毎月の賃料が欲しい、と言うのです。

所有権が分散してしまい、
相続人の間でもめたのです。

私は思いました。
この資産が存在しなければ仲の良かった兄弟・親戚が、
このように仲が悪くはならなかったんだろうな、と・・・。

被相続人はこのように家族(親族)が、もめることなど考える事もなく、
皆の為に財産を残してやろう、と考えたと思います。

おせっかいな事ですが、
被相続人の幼少期にお金に困った経験がおありの方であれば、
なおさら、同じような経験をさせないよう財産を残すため、
一生懸命に働きその資産を築きあげたられた、と思います。
 
その財産を承継する時の相続人同士の争い事など、考えてはいなかったでしょう。

もし、資産を残すことで、相続人の争いが予期されていたなら、
その資産を残されたか?と考えるとなんとなく残念です・・・。

現実にそのような争いは、程度・内容は違いますがたくさん起きています。



しかし、反対に良い例もあります!

相続人が4人の兄弟姉妹。
相続人の4人兄弟姉妹の長女の方が被相続人を最後までお世話をされたらしいですが、
3人の兄弟はその長女が資産をもらえば良いよ、
私たち3人はすべて相続権を放棄します、
というような事例もありました。

結果、ご兄弟の話し合いで、お世話をされた長女の方の意向で、
均等に兄弟姉妹に分配されました!

この相続人の方々は、皆さん、その財産も有り難く各々が受取り
、被相続人に感謝をされていました。

また、何よりも、
兄弟姉妹の信頼関係がさらに深くなったように、
良い「相続」のお話でした。


「相続」というものは後者の例のように行いたい、考えたい、ものです。


話は戻りますが、
「相続」の資産そのものは金銭的には価値があることは間違いないですが、
前者のような結末であれば本当に被相続人が残したい「資産」だったのでしょうか?

私はその前者の資産を、「負の資産」に思えてならないのです。
やはり、後者のお話のように「正の資産」にしたいものです。

前者であげた例のような相続を防げるのであれば、 
相続人が引き継ぐ資産の形態(預貯金・不動産・株式等)にもよりますが
「相続」」は将来の被相続人と相続人とが一緒になって進めるところもあっていいのではないか?と
思っています。
先程の前述した前者のようにならないためにも資産の形態により被相続人は相続資産を
相続しやすいように考えなければならないと思います。


「相続」は相続が発生する「前」にしなければならない事、
発生した「後」に考えなければならないこと、
前後二つあわせて「相続」と考えています。


こんな時代だからこそ、親であれば、
子供のために資産を残す事は誰しも考えることだと思います。

平成23年も不景気のまま始まりました。
法人税の見直し、
「子供手当」による扶養者控除の見直し、
あわせて高額所得者の今後の所得税のあり方、
相続税控除の大幅な減額(相続税の大幅な増税)、
不動産相場の下落、賃貸マンション経営の供給過多(相場の下落)、
ゼロ金利は続いているものの、変動金利での今後の金融情勢の金利不安・・・。

このような時代背景でどのように「正の資産」を形成するか?
課題は山積みです。


長文にお付き合いいただきありがとうございました。
また、乱文・不適切な表現等はご容赦くださるようお願いいたします。
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12:54 相続コンサルティング
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